ニワデザインオフィス
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Earthing...アーシング

アースケーブルYahoo!オークションで落札したランティス用アーシングケーブルが届きました。
このアーシングケーブルは計13箇所もボルトオンによってアースするキットです。
しかも大手メーカーのと比べると大変安価なのも嬉しいポイントです。
ケーブルは青スケルトン(アーシング専用ケーブル 耐熱105℃)と赤スケルトン(パワーケーブル 耐熱105℃)が選べるのですが、私はメッシュになった青スケルトンを選びました。

取付写真「アーシング」というのは電装系のアース処理を完璧にして、少しでも車にパワーを与えようというもので、私の9万Kmを越えたランティスには効果が期待できます。
特に古い車には効果があるといわれ、一般的に考えられる主な効果は
・電装機器類の高率アップ
・中低速域のトルクアップ
・スムーズなアクセルレスポンス
・始動性の向上
・アイドリングの安定
・燃費の向上
・ライトの照度アップ
・バッテリー電圧の安定
・AV機器へのノイズ低減
などが挙げられます。

■アーシングケーブルの取付
届いたキットの中身は取付説明書が2枚、ケーブル、タイラップ、10mmボルト。

アーシングキット

写真入りの大変丁寧な説明書を見ながら、取付け箇所を確認...使う工具を選択します。
取付けにくい箇所もありますが、8、10、12mm用のコンビネーションレンチとソケット(できればショートとディープ)、ラチェットハンドルとプラスドライバー、サイドカッター、最低これだけあれば取付け可能です。
作業に取りかかると、途中、エアクリーナケース・ダクトは外さないと(時間もかかるし)取付けは不可能に思えたので外しました。
2時間ほどかかりましたが、殆ど悩まず簡単に作業は終わりました。
結構手軽なチューニングといえます。


バッテリーマイナス端子とバッテリー奥とスロットルボディ下インテークマニホールドとスロットルボディとディストリビュータとディストリビュータの下
取付部取付部
右フェンダーとインテークマニホールドとオルタネータとエンジンハンガーバッテリー右横と左フェンダー
取付部取付部

取付けを終え走らせてみて実感できた効果は...無し。
残念ながら期待していた中低速域のトルク感アップもライトの照度アップも感じられませんでした。
数字的に変わったのはバッテリーのマイナス端子からアース箇所の電圧が「0V」に変わりました。
マイナス間は何処を測っても0Vで、プラス端子からアース箇所は何処を測っても14.30Vでした...完璧にアースされてるって事かな。


取付前取付後
取付前電圧取付後電圧

ちなみにカーグラフィック誌のテスト車(プリメーラ25X)の場合は、永井電子製のアーシングケーブルを使ってバッテリーのマイナス端子からアース箇所を測ると、取付前が12.5mVで取付後が2.3mVになっていました。
担当者が体感できたのは冷間時のエンジン回転数が安定するようになったくらいで、明らかな効果は実感できなかったそうです。
私の車の場合、エンジン内部がコーティングしてあり、ガソリンの添加剤(KUREパワーブースター)も使用しているので、効果が解りにくいのかなぁ?
その後...ガソリンの添加剤を使わないようにしていますが、街中の走行では「添加剤」は使わなくてもイイかな」と思うくらいのトルク感を感じてます。
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